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時効援用マニュアル ~借金の時効相談~にようこそ!
時効とは、ある状態が一定期間続いたら、その状態に合わせて法律関係に変更を生じさせる制度のことです。。
時効には、権利が無くなってしまう「消滅時効」と、逆に権利を得る「取得時効」とがあります。
貸金業者などからお金を借りた場合、その借金は5年で時効となり、元々借りていなかったことになります。
時効の援用とは
時効の援用とは、時効の完成によって利益を受ける者が、時効の完成を主張することをいいます。また、時効の援用とは、時効の効果を確定的に発生させる意思表示であるともいえます。
原則として、当事者が時効を援用しない限り、時効の効果は発生しないものとされています(民法第145条)。時効の援用は、裁判において主張することもできますが、裁判外で主張することもできます。
なお、時効の援用は「相対効」とされており、援用した者だけが時効の完成を主張することができ、援用しない者についてまで時効が完成するわけではありません。
また、時効援用の手続きを個人で行うことはもちろん可能です。しかし、時効が本当に成立しているかどうかを確認したり、内容証明を書くことが面倒な場合には、専門家に依頼することでスムーズに進みます。
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- 最終更新:2018-11-02 17:47:05